枝から落ちた葉っぱと風が吹く日

枯れ葉が風に吹かれて動きます。どこまで行けば眠れるのでしょうか。落ちた葉っぱになってからも風に吹かれるたのしみがあります。

ちょっとずつ春になる

寒い日が続くと思っていたら、関東でも雪がわずかに積もるくらいに降る日がありました。雪が降ると、いろんなところにその影響が出て、雪があまりふらない地域の弱点のようでもあります。
長く降り続けることはほとんどない。積もると凍る。
次の日から2日ほどかけて晴れているのに雨が降っているような水の音、屋根から氷のようなものがゴリゴリガリガリと滑り落ちる音がきこえます。その音は聞き慣れない音で、何の音だろうと思ってしまいます。


水の音もしなくなってから、日影部分は雪が何かの飾りのように残ります。こどもの頃、いつまで残っているだろうかと考えながら、少しずつ減って小さくなっていく雪の塊をだんだん怖く思えてきたりすることもありました。雪が降った日をいつだったか忘れかけても、日が当たらない場所の効果をひっそりと教えているような、熱視線でもなかなかとけていかない冷えきった場所。


「夏まで残ってるかな?」


そんなわけないのに。
春にはきれいにとけている。
雪がとけたら春になる話は、冬と春の関係性みたいでもある。一面を真っ白にする雪がすごい。それまでのストレスを瞬間的に消す。そして、雪による悩みや困りごとが発生する。
関東は、雪が降ったら翌日には春が来てくれてもいいかも。春が一気にとかしてくれる。春がそんな技みたいなつよさをもったら、たぶん風も強くてまた大変そう。


時の歯車は自然の風通しには逆らわないのかも⚙️


2024年の春は、何があるんだろう。
少し先のことが、何も思い浮かばない。
極端に減ったワクワク感に慣れてきている…。


最近、たのしくなったのはあれはなんだ?と思ったものが部屋から見えていた月で、ライトみたいに明るいなと思ったときでした。🌛